シリーズ:エネルギー基本計画素案を読む カーボンニュートラル/原発/バイオマス
シリーズ:エネルギー基本計画素案を読む カーボンニュートラル/原発/バイオマス
みなさま
ご存じの通り、第6次エネルギー基本計画の素案が公開され、まもなくパブコメ
にかかろうとしています。
FoE Japanは「エネルギー基本計画の素案を読む」と題して、さまざまな観点か
らエネルギー基本計画素案を解説するシリーズをブログに掲載しはじめました。
【第1回】「カーボンニュートラル」は現状追認?!
「カーボンニュートラル」について。化石燃料を脱炭素化という矛盾や、アンモ
ニアや水素への過度の期待の誤り、気候変動対策において実際のGHG排出削減で
はなく、吸収による相殺を前提とした「カーボンニュートラル」の考え方のあや
うさについて書いています。
https://foejapan.wordpress.com/2021/08/03/6thenergyplan/
【第2回】原発20~22%とは?
とくに2030年の電源構成に占める原発20-22%の実現可能性や老朽原発の危険性な
どについて。
現在ある36基の原発のうち、新規制基準未申請の9基を除いた27基すべてを設備
利用率80%で動かした場合、ようやく電源の約20%程度に。
https://foejapan.wordpress.com/2021/08/05/6thenergyplan_02/
【第3回】バイオマス発電は大丈夫?
素案では、「持続可能性の確保を大前提に、バイオマス燃料の安定的な供給拡大」
をはかるとし、2030年のバイオマス発電の目標値として、8GW+αとしています。
一方で、現在のバイオマス燃料の多くは輸入に頼っており、森林破壊や人権など
「持続可能性」とは程遠い状況に…。
バイオマス発電のうち、現在、廃棄物系や未利用材などの合計は1.2GW程度です。
https://foejapan.wordpress.com/2021/08/11/6thenergyplan_03/
ご一読いただければ幸いです。
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