原発事故の風化を防ぎたい!「ふくしまミエルカPROJECT」の継続を目指し、クラウドファンディングを開始
★原発事故の風化を防ぎたい!「ふくしまミエルカPROJECT」の継続を目指し、クラウドファンディングを開始
原発事故がなかったかのように、前のめりに原発の再稼働が進み、政府は、原発の稼働期間の延長や新増設の検討を打ち出しました。原発事故の教訓が蔑ろにされ、原発の本当のコストやリスクが度外視されています。
そもそも、原発が電力需給の逼迫の解決に役立つかどうかは大いに疑問です。
(これについては、9月6日にオンラインセミナーを予定していますので、ぜひご参加ください。本メールの末尾に記載しています)
さて、FoE Japanでは、原発事故の風化を防ぐため、原発事故被害を「見える化」し、国際的に情報を発信していく「ふくしまミエルカPROJECT」に取り組んできした。
プロジェクト継続のための資金が不足しているため、2022年8月25日(木)~2022年10月10日(月)の期間でクラウドファンディングに挑戦します。
目標金額は300万円です。いただいたご寄付は新たな映像やインフォグラフの制作、映像の多言語化、ウェブサイトの運営、より多くの人たちにみていただくための広報費用として使用いたします。
また、このクラウドファンディングを多くの人たちに知っていただくことにも目的のひとつです。ぜひ多方面にご紹介ください。
▼クラウドファンディング詳細・ご支援はこちらから
https://readyfor.jp/projects/311mieruka
東日本大震災とそれに続く東電福島第一原発事故の発生から11年。
しかし、事故は依然として収束・解決していません。多くの人たちが故郷を奪われ、いまなお、避難生活を続けています。
私たち国際環境NGO FoE Japanは、福島原発事故と向き合い、被害者の権利確立のために取り組んできました。原発の真のコストを明らかにし、各地での脱原発運動とつながりながら、原発のない持続可能なエネルギー社会をめざしています。
事故被害を「見える化」する「ふくしまミエルカPROJECT」着実に進む事故の風化。同時に、原発事故被害の「見えない化」も進んでいます。
FoE Japanでは、原発事故から10年目を迎える2020年、事故被害を「見える化」し、国際的に情報を発信していく「ふくしまミエルカPROJECT」(https://311mieruka.jp/)をはじめました。事故によって避難、帰還、居住継続している人たちなどのインタビュー映像や、事故被害やエネルギー政策をめぐるデータなどを集めた特設サイトを作成。また年に一回、これまで執筆したものをまとめた冊子「福島の今とエネルギーの未来」
(https://foejapan.org/issue/20220325/7060/)の発行や、国際シンポジウムの開催などを行っています。
あの事故から私たちは何をまなんだのでしょうか?
11年たつ今だからこそ、原発事故のこと、本当の意味での「復興」のこと、未来のエネルギーのことを皆さんと一緒に考えていきたいです。
ふくしまミエルカPROJECT を継続していきたい… 一緒に活動を支えてください!
クラウドファンディングを通して、より多くの方に私たちの活動や媒体について知っていただきたい。そして、原発も核もない平和な世界の実現に向けた活動を支える仲間となっていただけたらと願っています。
これまではみなさまのご寄付によって運営を続けてきましたが、サイト継続のための運営費用や、映像の多言語による発信、新たな映像やインフォグラフの制作、広報費用などの資金が不足しているため、クラウドファンディングに挑戦することにしました。活動の継続には、みなさまからのご支援を必要としております。
一人でも多くの方に仲間になっていただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。
クラウドファンディング概要
期間:2022年8月25日(木)~2022年10月10日(月)
目標金額:300万円
支援金使用目的:いただいた寄付金は、全て「ふくしまミエルカPROJECT」の運営費用や、被害者の証言映像、原発やエネルギーをめぐるわかりやすいインフォグラフの制作費、データ制作や翻訳作業などの資金に充てさせていただきます。
クラウドファンディング詳細・支援はこちらから:
https://readyfor.jp/projects/311mieruka
★こちらもよろしく!
オンラインセミナー:「電力需給逼迫」と原発再稼働~望ましい解決策とは(9/6)
https://foejapan.org/issue/20220817/8901/
日時:2022年9月6日(火)15:00~17:00
オンライン会議システムzoomを利用
内容(予定):
・電力需給逼迫の根本原因と対策
・大規模電源の強化は需給逼迫対策として効果があるのか?
・需要側の対策の具体例など
・原発と温暖化対策:最近の議論より
講演者:
安田陽さん(京都大学大学院 特任教授)
歌川学さん(産業技術総合研究所安全科学部門持続可能システム評価研究グループ
主任研究員)
明日香壽川さん(東北大学環境科学研究科 教授)
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