第12回企画展「参謀本部と登戸研究所による対中国謀略 —アジア太平洋戦争開戦80年—」開催のご案内
第12回企画展「参謀本部と登戸研究所による対中国謀略 —アジア太平洋戦争開戦80年—」開催のご案内~明治大学 平和教育登戸研究所資料館
https://www.meiji.ac.jp/noborito/info/2021/6t5h7p00003d0gsk.html
【内容】
今年はアジア太平洋戦争(1941~45年)開戦から80年目にあたります。アメリカやイギリスなどを相手とするこの大戦争の最中も,中国との戦争は続いていました。この泥沼化した中国との戦争を打開するために,参謀本部は様々な対中国謀略を計画しました。〈謀略〉とは,武力戦と一体となって実施された,相手を混乱させ,弱体化させるための工作のことを指します。その〈謀略〉を支える兵器・資材を開発していたのが登戸研究所です。
今回の企画展では,アジア太平洋戦争開戦前にさかのぼって,対中国謀略を立案した参謀本部第八課(謀略課),謀略活動の推進者としての影佐機関などに注目します。そして,様々な謀略計画・活動を概観した上で,日本軍占領地における治安維持工作としての〈清郷工作〉,経済支配を強化するための〈通貨謀略〉に焦点をあてて検証します。
そして,登戸研究所がそれを支えた,〈通貨謀略〉の最終手段としての偽札工作について実態を明らかにします。
オンラインでも開催しておりますので,次のリンクからもご覧いただけます。
https://www.meiji.ac.jp/noborito/event/index.html
0コメント